ブドウ・梨栽培 2026年気をつけること

副業

我が家では”家庭菜園で副業!”を目指して、現在ブドウと梨を栽培しています。

ブドウは垣根仕立て、梨も自宅の庭での栽培ということで、毎年試行錯誤の連続です。これまで数年の栽培を経てきましたが、毎年必ず反省点が出てきます。

今回は個人的な備忘も込めて、2026年のブドウ・梨栽培で気をつけることを記しておきます。

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① 梨のカメムシ対策|袋かけで物理的に防除

昨年は梨でカメムシの発生が多く、農薬散布を複数回行いましたが、完全に抑えることができませんでした。

カメムシには集合フェロモンを分泌する習性があり、一度集まり始めると次々と仲間を呼び寄せてしまいます。
そのため、見つけ次第すぐに農薬散布を行うようにしていますが、それでも完全に抑えきることは難しいのが現状です。

そこで今年は、農薬だけに頼らず袋かけによる物理的な防除を取り入れることにしました。

実施時期:満開から90日後、最終摘果後

梨の摘果は着果確認してから随時行うのですが、概ね満開後90日頃には最終的な着果量に仕上げます。
もちろん90日以降も、生育が悪かったり形が良くないとなれば、摘果はするので完璧ではないのですが、この時期に袋掛けをして摘果作業は終了させようと思っています。

ただし、袋をかけると果実に光が当たらなくなるため、糖度が下がるというデメリットもあります。
品質への影響は気になるところですが、カメムシに食べられて商品価値がなくなってしまっては元も子もないので、今年は思い切って袋かけに踏み切ることにしました。

カラスやシンクイムシ対策にも効果あり

袋かけにはカメムシ対策だけでなく、カラスやシンクイムシ対策としても有効です。

カラスは視覚で果実を認識して食べに来るため、袋をかけることで梨を見えにくくする効果があります。

毎年10〜20個ほどカラスに食べられてしまっていることを考えると、この副次的な効果も見逃せません。

シンクイムシも農薬をまいてもなかなか抑えきれません。
カメムシと同様に物理的に防ぐことで被害を抑えるつもりです。

② ブドウのフルメット|昨年と同じ濃度で継続

2024年に一度フルメットの濃度を間違えてしまったことがあり、2025年は反省を踏まえて慎重に対応しました。

昨年は2回目の濃度を少し下げて試してみましたが、皮の硬さに大きな違いは感じられず、果実サイズも特段大きくなった印象はありませんでした。
フルメット自体が高価な薬剤なので、薄めで使っても効果に問題がないのであればそれで十分という判断です。

今年は昨年の濃度をそのまま継続する予定です。

  • 1回目:2.5ppm
  • 2回目:4ppm

濃度を間違えないよう、使用前に必ず確認することは今年も変わらず徹底します。

③ ブドウへの「フラスター液剤」散布

フラスターで樹勢を抑制

今年新たに取り入れたいのがフラスター液剤です。

フラスターとは新梢の伸長を抑制し、着粒増加や品質安定の効果がある植物成長調整剤です。枝の伸びすぎを抑えることで日当たりや農薬の効きを改善し、管理作業をぐっと楽にしてくれます。

価格が高めなので購入には少し躊躇していますが、栄養成長を抑えることで生殖成長に養分が回り、果実サイズが大きくなることを期待しています。

枝が過繁茂になると農薬が届きにくくなったり、日当たりが悪くなったりと管理が大変になるため、フラスターでそういった問題を軽減できればと考えています。

葉の管理方法も見直し

これまでは結果枝の葉を常に5枚に保つよう、6枚目以降はすぐに切るようにしていました。

ですが、今年はジベレリン処理後に着果を確認(最初の摘果時)してから葉を5枚に調整する方法に変えてみようと思います。

着花までは葉をある程度残しておくことで、樹の勢いを保っておき、着果後に摘心することによって、本来葉に流れる養分をうまく果実に分配できないかコントロールを試してみます。

まとめ

作物課題・テーマ今年の対策
カメムシ・カラス被害満開90日後に袋かけ
ブドウフルメット濃度管理昨年と同じ2.5ppm・4ppm継続
ブドウ樹勢・葉の管理フラスター導入+着果後に葉5枚調整

昨年の経験を活かして、今年も丁寧に取り組んでいきます。

ちゃんた

農業系の大学と大学院を卒業し、10年以上農業関連の仕事をしています。
これまでの経験や知識を活かして、皆様のお役に立つ情報をご提供していきます。
家庭菜園〜本格的な農業に関すること、自分自身の家庭菜園での副業についても記事にまとめています。
技術士(農業部門)の資格保有。

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